山本モナさんが49歳で司法試験に合格し、50歳で司法修習生に。テレビで活躍していた人が法律家を目指すというニュースに、驚いた人も多いのではないでしょうか。
気になるのは「49歳で合格するのはどれほどすごいの?」「芸能界やテレビの仕事から弁護士になった人はほかにもいる?」ということ。司法試験の公式データと、元アナウンサーの転身例を比べてみました。
山本モナの49歳での司法試験合格はどれほどすごい?
2025年の司法試験は3,837人が受験し、1,581人が合格。合格率は約41.2%でした。
一見すると4割も受かるように思えますが、司法試験には受験資格があります。法科大学院の修了・在学中受験資格、または司法試験予備試験の合格などが必要で、法律を専門的に学んできた人たちが受ける試験です。
その中で半数以上が不合格になるのですから、決して簡単ではありません。
合格者の平均年齢は26.8歳!最高齢は69歳
2025年の合格者の平均年齢は26.8歳。最高齢は69歳、最年少は18歳でした。
49歳で合格した山本モナさんは、平均より22歳以上年上。年齢制限がないため中高年での合格も可能ですが、仕事や家庭のある年代で勉強時間を確保するのは大きな挑戦です。
山本さんは3人の子供を育てながら、2023年と2024年の不合格を乗り越え、2025年に3回目で合格。ロースクール受験の準備から約5年かかったと本人が報告しています。
ちなみに2025年の合格者のうち、3回目の受験で合格した人は103人。合格者全体の約6.5%です。ただしこれは「3回目の受験者の合格率」ではなく、合格者の受験回数別の内訳です。
元フジテレビの菊間千乃もアナウンサーから弁護士に
山本モナさんと似た転身例として知られるのが、元フジテレビアナウンサーの菊間千乃さんです。
1995年に入社し、情報番組やスポーツ番組で活躍。働きながら2005年に大宮法科大学院大学に入り、2007年に退社しました。
2009年に法科大学院を修了し、2010年に38歳で司法試験に合格。2011年に弁護士としてのキャリアをスタートしています。
現在は企業法務や紛争解決、コンプライアンスなどを手がけ、テレビで法律問題について解説することもあります。
山本さんとの共通点は、アナウンサーとしてのキャリアを経て法律の道に進んだこと。ただし菊間さんは38歳、山本さんは49歳での合格と、挑戦した年齢には11歳の差があります。
元MBSアナウンサーの森本尚太も司法試験に合格
もう一人、テレビ局から法律の世界へ進んだのが元MBSアナウンサーの森本尚太さんです。
スポーツ実況やラジオなどを担当した後、2022年に毎日放送を退社。2024年、32歳で司法試験に合格したことが報じられました。
菊間さんも森本さんも、表舞台での経験を持ちながら別の専門職に挑戦した例です。ただし、ここで紹介した2人はいずれも30代での合格。山本さんのように40代後半で、子育てと両立して合格したケースとは条件が異なります。
芸能人から弁護士になるのは珍しい?
弁護士資格を持ってテレビに出演する人はいますが、「芸能活動やアナウンサーの仕事を離れた後、改めて司法試験に挑んだ人」となると話は別です。
今回確認した元アナウンサーの転身例は菊間千乃さんと森本尚太さん。50歳前後で合格した著名人の例が多く見つかったわけではありません。
アナウンサーと弁護士には、相手の話を聞き、情報を整理して伝えるという共通点もあります。ただ、弁護士になるには法律知識や論理的な分析力を身につけ、試験と司法修習を乗り越えなければなりません。
山本さんはメディアで働いた経験を生かし、著作権法などにも関わりたいとインタビューで語っています。これまでの仕事が、新しい専門分野につながるのかもしれませんね。
50歳からでも弁護士になれる?
司法試験に年齢の上限はありません。2025年には69歳の合格者もいました。
ただし、受験資格を得るまでの学習に加え、合格後には司法修習と修了試験があります。法科大学院への進学を選ぶ場合は学費や通学時間も必要です。
山本さんの合格は「誰でも簡単にできる」という話ではありません。それでも、40代から本格的に学び直し、50歳で新しい仕事への準備を進める姿には勇気をもらえます。
まとめ
2025年の司法試験は合格率約41.2%、合格者の平均年齢は26.8歳でした。山本モナさんは49歳で、3度目の挑戦で合格しています。
元アナウンサーでは菊間千乃さんや森本尚太さんも司法試験に合格しましたが、それぞれ30代での転身でした。
山本さんがすごいのは年齢だけではなく、3人の子育てと勉強を両立させ、2度の不合格を経ても挑戦を続けたこと。これから法律家としてどんな道を歩むのか、楽しみですね。
山本モナさんの引退理由や旦那さん、3人の子供については、山本モナの現在は司法修習生!引退理由や旦那・子供、今後は?でも紹介しています。
